ライブビューイング終了(D陣日誌:藤村)
日誌です
なぜ?
みなさん、今日の日をドキドキしたんでしょうか
楽しみ!
とか
ワクワク!
とは違う、ドキドキ、妙な緊張感が、各個人に、この数日間、なぜかあった
そして今日、少し早めに家を出てしまって、映画館に行った
するとそこには、同じような気持ちを纏った人たちが、そこかしこで緊張感を保ちながら、ひとりづつ佇んでいる
その姿を見たとき、ようやく、こんな気持ちでいたのは自分だけじゃなかったんだと、安心をしたんじゃないだろうかと、想像してます
そして、言葉を交わさずとも、劇場のロビーでようやく
「よし!楽しもう!」
という気持ちにスイッチが入った
そうなればもうみなさん、これから始まる本編の内容がどうあれ、こんな高揚感を味わっただけでもう十分、というふうに、上映が始まる前に、みなさんが納得してしまったような、そんな空気感を私は感じました
でね、
私もこの一か月あまり、妙な緊張感があって、毎夜、パソコンに取り込んだあのエンディング映像を何回も何回も夜中にひとりで再生して見てました
そして毎晩、大丈夫、これがあれば、お客さんを安心させられる
鎌倉殿さえ見てもらえば、このクオリティーに納得してもらえる
糸ようじ、わかってもらえるかな
いや、わかるだろう
その一点だけに望みを託して眠りについていました
そして今日
私も
いつもならギリギリかちょっと遅れて現場入りするのが常なのに、なぜか家を早く出てしまって、サッポロファクトリーの入口に来ました
すると、思わず笑ってしまいました
私の視線の先に嬉野さんがタクシーから降りてきたのが見えたんです
ははは!なんでおんなじタイミングなのよ!と
声は掛けなかったけど、あー同じなんだなぁと、そこで私も安心したんです
よし!楽しもう!とスイッチが入った
みなさんとまったく同じでしたわ
もうホントに一緒
ただ、やっぱり本編の内容的には少し不安はありましたよ
とはいえねぇ、やっぱり「めっちゃ面白い!」までは行かないだろうなと
ライブビューイングの雰囲気が、楽しかったと
それで良かったんじゃないですか、という感じで落ち着くだろうなと予測してました
ところが、劇場内の雰囲気が楽しかったのはもちろんだけど、「本編こそ面白かった!」と言われて、そこが自分の中では、今、整理がついていないところです
ホントに?って
あさって4日、だから、住民のみなさんに、そこを教えてもらいたい
ネタバレオッケーの飲み会で、あなたたちの言葉を聞きたい
うん
一仕事終えた今日は、寝れませんわ
また今日もエンディング映像を何回も見て安心しないと、眠れませんわ
(2023年7月2日 藤村忠寿)