嬉野です。日誌です。
いや〜。う〜ん、白状するとインスタに書いた記事の転載ですね。
でもね、集英社「Kotoba」の宣伝も兼ねて、こっちにも転載して、本日の日誌とさせていただくことにしました。
えぇ、先日NHKの「SONGS」を見てましたら司会が玉置浩二さんでゲストが歌手の大泉洋さんということで😊にわかに笑っちゃいましたけどね。
たしかに大泉洋さんが司会しつつ自分の歌を紹介するのもなんですもんね。
とはいえ玉置浩二さんが司会といえども進行役は必要だったか、いつもはナレーションのシゲちゃんが登場して進行してくれてました。
その玉置浩二さんがスタジオで生ギターでアコースティックな「あの空に立つ塔のように」を披露してくれて、これがメッチャよかったですね。
玉置浩二さんは80年代に流しの兄ちゃんみたいによくテレビのスタジオでギター弾きながらタモリさんの前で井上陽水さんといきなり「夏の終わりのハーモニー」とか囁くように歌ってね、しみじみと良かったですもんね。
そんな玉置浩二さんが大泉洋さんに曲を作って、それを大泉洋さんは去年の紅白歌合戦にぶつけて異常な緊張感の中で歌手出場を果たす。
いやはや紅白歌合戦歌手出場にしても、武道館リサイタルにしても挑んで行きますねぇ。やっぱりあの方も全力の人なんですね。
その全力姿勢で武道館ではピアノの弾き語りまでやって、7回も入りでトチって、最後はもう、「大泉さんここ武道館ですよ」「今はお客で満員中ですよ」という現実までも「なかったこと」にしかのように、センターステージで、あの人、独りでピアノの自主練習に入りましたもんね。私、それ見て、思わず感激して笑っちゃった。
「素晴らしいなこの人は。なんもかんも、人生、乗っても反っても全部ショーにしちゃってんじゃん」と思ってね。
あの壮挙は、もはや場所柄を弁えるとか公私混同とかのレベルではない、人生の全てをいかなる時もエンタメにしながらあの人は生きとるということの証でしたよね。歩くエンタメ。
だから、彼の武道館リサイタルで私が目が覚めるようにおもしろかったのは、あのピアノのシーンでした。
乗っても反っても盛り上げる彼のあの対応力には武道館さえも祝福の鐘を鳴らしていたと私は今も思っているのです。
というわけでね(^^)今回の集英社の「Kotoba」に書いた私のエッセイは、その武道館リサイタルでも掛けられた動画。彼が「水曜どうでしょう班」にオーダーしてきた「幕間VTR」が、いったいどのような経緯で作られていったのか、ここでもまた私は驚きのあまり笑っちゃったわけで。その辺りの顛末をぜひお読みいただきたいので、買ってくださいね集英社の「Kotoba」。Amazonでポチッとすれば買えますよ〜〜。
ということです。
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