9/9日誌(D陣日誌:藤村)
今回、朝日新聞の号外を作って、そこに文章を書いたんだけど。
それは祭りの会場に集まる人に向けて書いたもので、まあ読んでない人も多いかもしれないけど、その文章の最後に書いたのは、
「絶対に、祭りのあとっていうのはある」
ということなんです。
祭りが終われば、もちろん日常に戻る。楽しかったなあって思いながら家に帰るし、翌日から仕事だったり、学校だったり、それぞれの生活がまた始まる。
でもね、祭りに来てる最中から、その「祭りのあと」のことなんか考えるなと。
祭りに来たんだったら、その時間だけを享受しろ。
あとのことは考えずに、祭りに来い。
そういうことを書いたのよ。
どうせ祭りに来たら全員舞い上がって、またTシャツとかタオルとか買っちゃうから。
で、最後の後悔なんて、
「またTシャツが増えた」
「またタオルがタンスに増えた」
っていう、それだけのことだから。
まあ、そんだけのことなんで、もう、あとは楽しめと。
そういうことを書いたんです。
それで今回、祭りをやって、やっぱりなんか、お客さんのポテンシャルの良さっていうのは、すごく感じたな。
今回の祭りの主役は、俺ら4人じゃなくて、7年ぶりの祭りに来たあなた方が主役だって。
俺はたぶん、初めて言うかなっていう気がして。
11年もキャラバンをやってきたんで、あなた方のポテンシャルはもうわかってるから。
きっとあなた方が、何があっても盛り上げてくれるだろうと思ってたんです。
で、やっぱりその通りだったなと思った。
今回、初めて祭りに来た人も多いだろうし、キャラバンに来たことがない人も多いだろうけど、たぶん、いつものベテランの方々は、祭りを楽しもうと思いつつ、どこかで責任も負ってたんだろうなっていう気がするんです。
誰も責任を負わせるつもりなんかなかったのに、あなた方はきっと、自分なりに責任を負ってたんだろうなと。
だから、あえて、
「祭りを楽しみますよ」
って、それしか言わなかったんだろうなと思って。
たぶん、ただ楽しい、全力で楽しむっていうことが、もしかしたら出来ないかもしれないっていう、そういうものが、どこかにあったような気がするんです。
いや、だからなんか、あれだよ。
まあ、いつも褒めちゃいるけど。
今回の祭りをやってくれたのは、成功に導いたのは、やっぱりあなた方でした。
そういう気がしたっていうことです。


