嬉野です。日誌です。
うちの有料課金ホームページ「どうで荘」アパートにはね、「どうで荘の談話室」というLINEチャットのページがありまして、それを私たまに覗くんですがね。
その「どうで荘」に、ご入居の皆さんの中に、お1人でひょろっとペルーへ行かれたりしてね、ペルーからうちの談話室へ遠く離れた現地の動画を投稿されたりなさるもんですから、他の入居者の皆さんに混じってこの大家の私なんかもふらっと動画を閲覧しちゃって、「え?ペルーの地上絵とか動画で見れてんじゃん」と、まぁ、今や当たり前なんでしょうが、今更のように驚いておりましたら、先日は他の方がまた、「ベトナムにやって来ました!」と、あの懐かしくも馴染み深い、みなさんご存知の例のベトナム初日のホテルの窓から見下した信号機もなさそうな交差点にもかかわらず全ベトナム人が整然とすれ違っていくあのカブの群れの光景のなんと22年後をね、投稿してくれてましたから、これまたいとも手軽にベトナムの22年後を動画で覗けてしまいましてね。
そしたら22年も経ってもベトナムの風景というものは何んも変わってないんですねぇ、私はこの変わらない事実に別の意味で驚いちゃって。
で、その人の投稿動画を見てますとね、なんだか22年前の我々の足跡を全部辿る気じゃないのかしら?と思えてくる動画を毎日談話室に連続投稿されるので、「いやいや、これ30年前だったら明らかにどの動画もキー局のテレビ特番でしか見られなかったものばっかりだったでしょうに📺今やこんなに簡単にパーソナルに見せ合うことができてしまう時代なんだねぇと、私世代の者には隔世の感すらありますよね。
でもね。遠い旅の空から動画を投稿される方もひとり旅なんだけど、どうで荘アパートの談話室で他の入居者がリアルタイムに近いタイミングで見てくれていると思いますとね、ひとり旅であっても、なんとなくひとりじゃないような妙な気持ちになれるはずですから。
ひとりで旅する人も、変わり映えなく日本のお部屋で起居される境遇の方も、お互いでひとつの旅を楽しめてしまうみたいなことでね。
こういうところで手軽に楽しめるってのはとても良いなぁ。
と、私は思いましたよ。
だって、自分で楽しいと思えば楽しいんですから、周囲を気にすることはないわけですから。私の人生、私に正直になりましょう、ですよね。
いや、私が言いたいのはこんなことではなくてね。
とにかく、今の時代ね。訳のわからん為政者の皆さんが闊歩して世の中をおかしげな方向へと捻じ曲げておられるようにしか見えませんから、空いた口が塞がらないほど呆れてますけど。
でも、だからと言って、それと正面から喧嘩する力は、私には有りませんしね。いや、それを下手にやりましたら疲弊しますし。
とはいえ、我々には勝手に楽しむという力が、この動画投稿者のみなさんのように今もまだあるのですから。
ならば楽しんでしまいましょう。
という勧めです。
そして、あなたが楽しいと思える時間を⏰どんどん増やしていけばイイんじゃないですかという勧めです。
だって、そのようにすることが私には、この世界をおかしげな方向に走らせているこの為政者の皆さんに🌏対する抗いだと、近ごろ信じるからです。
もうそんなに便利にしなくてもイイですと、随分前から思っていますのに、まだまだ便利にされてしまいそうな様子でね。いやぁ、そっちへはあんまり行きたくないと感じでしまうんですから、その先に待つのはきっとおかしげな未来なんでしょうに。
でも、そのおかしげな未来へばかり引率しようと為政者の皆さんたちはされますから、そんな人たちの仕事で成就する未来は、あの人達だけに益する未来でしょうからね。
私らには、なんら益するところのない未来でしょう。
だったら、そんなぼくらに益のない未来にするためにぼくるが頑張ってあの人達の仕事をどんどんこなしていては世の中が、ぼくらにとって益のないおかしげな世界になってしまうスピードを速めるばかりですよ。
だったら。。
ねぇ。。
我々はもっとサボらないと。
それも、上手にサボらないと。
と、思ったんです。
だって、それだけが、世界をおかしげな方へ進める速度にブレーキをかける抗いになるんだと、私は確信しておりますから。
企業だって、為政者の皆さんとグルになる方が得でしょうから、私らの仕事は、みんな自然と為政者の人たちの仕事を手伝うことになるんだろうと思うんですよ。
だから、皆さん。こっそりどんどんサボってかないと。
「あれやったか!」
と言われましたら、「あ、これのあと、やります」と、元気に返事だけしておきましょう。
そして、あなたがちょっと楽しいかも、と思えることを見つけては、そっちの楽しい時間を増やしてしまいましょう。
楽しい時間は皆さんの数だけきっとあるはず。
とはいえ、とりあえず思いつかない人はね、誰かが楽しんでる様を見せてもらって、「おー。たしかに楽しそうなことしてるねぇ」と。他人がやってる楽しそうな時間を共有してしまって楽しみましょう。
その人だって共感してくれる人がいてくれると、それもまた楽しさを倍増させることに繋がりますからね。
そうやって少しずつ楽しいと心から思える時間を増やしてまいりましょう。
そうして、皆さんが楽しいと思える時間を増やすことが、彼らに益する仕事に割く時間を減らすことになりますから、そう意味で充分に、サボりになるのです。
そうやっていろんな立場で、大人数がサボりつつすることで、世の中が、おかしげな未来へ進んでいこうとするスピードに少しずつブレーキを踏んで、知らん顔して抗って参りましょう〜。
わたくしのこの長々しい文章もまた抗いの爪痕と思ってくださいませ〜。
それではみなさん、今日も、いろんな方面から、本当にありがとう〜〜。
(2024年2月21日 嬉野雅道)