嬉野です。日誌です。さて、無常にも今年もまた残すところわずかとなりつつ気がつけば粛々と年の瀬へと近づく今日この頃。そういえば本日はモルック札幌大会開催の日でございました。
本日の午前中のことです。藤村さんの奥さんからLINEで「会場で嬉野さんと会えると思って楽しみにして来ましたのに、嬉野さんいらっしゃらないんですね」と連絡がきましたので、「奥さん。私は自宅で家内と犬とで寛いでおりますよ」と返信しますと、「藤村氏チームは二敗しております。店長さんチームは1勝1敗です」と、すかさずLINEが返ってまいりました。
「なるほど。この結果は実に興味深い」、そう思いましたので私は奥さんに、「奥さん。〈いずれにしても藤村さんチームは、すこぶる欲の深いチームである〉というところに本日の緒戦の連敗の理由はあると思われますから、あっさり1勝してしまう店長チームとは比較にならぬほどに藤村さんチームは、いずれこの先で大きく伸びるチームだと思われますよ」と、書こうとしておりましたら、書き終える遙か前にまたしても奥さんから連投でLINEが飛んで来る。
「藤村氏が絶不調です。3試合目、早くも負けたようです」と、畳み掛けてくる。
「これは早い。負けるにしてもかなり早い。唖然とするスピード感で負けている」と、私は思いつつ。。。
いや、ちょっと待ってくださいよ。
あ、これは藤村さんの奥さんに言ったんじゃなく日誌を読んでるみなさんにちょっと待ってくださいよと言ったわけです。
なんだろう。おかしいですねぇ。別に私は本日の日誌に藤村さんのモルック札幌大会の模様を書くつもりもなかったのですよ。当初からね。
ところが不意に藤村さんの奥さんから実況的なテキストがLINEにて送られて来ますと、現場にいもしないのに、結果だけがリアルタイムで送られて来て、で、それがテキストであるだけに映像の見えない実況中継みたいでなんだか面白くなっちゃって😊ついついここまで書いちゃいましたけど。
しかし、おもしろいものですね。藤村さんの場合、どーしても現場で放出してしまうエネルギーの総量がデカいですからね。現場で裸眼で見たり動画で見るよりは、こうして結果だけを聴く方が、見えない何かまで想像できてしまうようでおもしろいのです。
だって〈勝利するという結果〉を出さないことには、本人たちが現場でどれだけのエネルギーを放出しているのかは誰の目にも見えてこないのが闘いというものですが。
でも、そのせっかく放出しているそのエネルギーが見えるものに中々ならないことで放出されてしまったエネルギーが行き場を失って現場でぐるぐる🌀メンバーに絡みつきながら屈折していけば行くほどそこに発生したエネルギーは昇華されず、いたずらに質量ばかりを桁はずれに重くしてしまうもののように私には思われるのです。
この、まさにこの、放出したエネルギーがことごとく結果を出せず、屈折しつづけることで質量ばかりをイタズラに重くしてしまうのだが、どーすることもできないという、このどーしようもない状況。ここ。ここにこそ。この状況にこそ、森羅万象がそのままエンタメになってしまう作用機序が隠されてあると、私には思われるのです。
そのことが、藤村さんと、藤村チームの他の3人大井、吉田、中川と、モルックを透して、分かりやすく感じられてくるように思えるのです。
どーも藤村さんに掛かると、単なるすりこぎの寄せ集めでしかないモルックも、実に奥が深いものに思えてくる。
ということでね。本日のモルック札幌大会の上っ面のことではない、質量の重いあたりの深い話を、明日の夜。藤村さんから直に聞いてみたいと思います。
なんとなく楽しみになってまいりました。
では、大会はまだ継続中のようですが本日の日誌はここまで。嬉野でした〜〜。
(2023年11月29日 嬉野雅道)