藤村でございます。
日誌です。
玉田玉山先生がどうで荘の談話室に参加されましたね。
キャラバンで玉山グッズの物販を手伝ってくれる方募集!ということで。
玉山先生は、ホントにそういう客捌きとか会計とか、「あのーLサイズありますかぁ?」「あ、もう品切れです」みたいな対応とか、が不得手なんでしょうね。
逆に「すいませんが急ぎで講談をひとつ作ってほしいんですが」なんてリクエストに応えられる人はほとんどいないのに、玉山先生は「あ、わっかりましたぁ」なんつって割と簡単に請け負ってしまえるわけでね。
人は、自分ができそうなことを、自分のやり方でやっていれば気分は悪くないし、自分ができそうもないことを、それでもやらなきゃと思うと、気分が滅入る。
というわけで、玉山先生が不得手なことを「そのぐらいできますよ」と言ってくれる人を集めてやっていこうとしているわけで。
それは、この場所のとても良い使い方ですね。
まぁ2〜3人もいれば十分でしょうし、慣れた方がいればひとりでもできるでしょうし、大勢いれば賑やかでいいでしょうし、まぁゆるやかな気分でやっていただければと思っております。
さてわたくし、札幌にいるときはとにかく料理を作っております。「ここキャン」でもずっと料理しています。
私にとっての料理というのは、プラモデル作りに似ていて、作る工程が楽しく、だから簡単なものよりも少しばかり複雑な工程の方が良く、YouTubeの動画をお手本にして順番通りに組み立てていく、というね。
でも材料を少し変えたり、味付けを少し変えたりして、ガチガチのお手本通りには作らない。
そうやって作ると案の定、「うーん、まずくはないんだけど、どうだろうなぁ」と反省することしきりでね。
「だったら最初から全部お手本通りに作ればいいじゃないか」と思うでしょうが、ガチガチに決められた通りにやるのは、やっぱりそんなに楽しくない。
そうやって失敗して「反省する」という作業がそもそも私、嫌いじゃないんでしょうね。
反省するために、わざと違うことをやってみる。
今回の新作でも、嬉野先生の歌ってのがまさにそうで。「違和感があるだろうな」ということを見越して入れてみて、やっぱり多少は唐突感があったな、と反省してまた作り直してみる。この作業が嫌いじゃないんですね。
つまり「なにをやるにしても、ハナっから完成を目指してない」ってことですわ。ある程度の失敗を見越してやっている。
これはきっと自分なりの防衛策なんでしょうね。精神衛生上の。
失敗してもなるべく落ち込まないための方策なんでしょうね。
料理も結局、反省するために作ってるから、出来上がったらあっという間に食べて、もう明日は何を作ろうかと思いを巡らせている。だから、ずっと楽しく作り続けることができるんでしょう。
ということで、最近私が実際に作った料理の写真を載せておきます。どれもまだまだ未完成。