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【お願い】藤村Dへの「お手紙」を募集しています

 

嬉野です。日誌です。
去年からHTBが夏の北海道で始めた「ここキャン北海道」も今年で2年目。年を経るごとに盛況となり、そこへ今年は藤やんがモルックを持ち込んで、今年の「ここキャン」といえば「モルックやってます」という雰囲気になってきておるのであります。
たしかに静かなキャンプ場で人々が和やかにモルックに興じる様を遠目に眺めながら椅子に座り独り風に吹かれる時間というのもまた幸せな時間なわけです。
そもそもモルックという競技はどうしたわけか初心者が強い。なによりモルックを持ち込んだ藤やん自身が読売テレビの西田二郎に誘われて初心者としてモルックに打ち興じていきなりの好成績を残すというその事実が彼をしてモルックにはまらせしむる要因となったという経緯があったわけで。こうなると今年のお客らもキャンプ場で初めてモルックという競技に参加してビギナーながら好成績を出して仕舞うものだから「モルック楽しい!」という印象となり帰宅された後でマイモルックを買って自宅近所の公園で独り練習に励むという熱心者も出てくるわけです。

私が今年、初めて藤やんからモルックのことを聞いたのは5月の日本全国HMV巡りの最中でした。「おもしろいんだよ」「運動神経とか体力とか特になくてもできるから子どもも年配者も一緒に競技できるんだよ」「それになぜか欲のない初心者がどんどんピンを倒すんだよ」「これはある意味、欲望で浮き足立つ自分との闘いでもあるんだよ」と、いろんなことを申しておりました。
で、その流れのまま、今年は「ここキャン北海道」になだれ込みましたから5月の末に私が参加した初回のキャンプ場「新十津川」にモルックはさっそく持ち込まれ穏やかなムードで行われていたのです。
ところが、それから1ヶ月後に私が参加した女満別の「大空町」会場となりますと、もはや様子は打って変わっておりまして、かつてはあったあの穏やかな雰囲気は今や微塵もなく、藤やんとHTBチームには真剣味ばかりがみなぎっており目つきも言葉も刺々しく彼らがチーム内でチームメイトに掛け合う言葉1つにも刺さるほどの鋭い棘と怒気が剥き出しで自チーム内の選手がミスでもしようものなら容赦なく刺し貫かれる言葉が浴びせられメンタルの弱いものなら側で見るだけでも怖気ずくほどで、藤村とHTBチームは「とにかく勝ちたい!」という意欲にどこまでもまみれてゆくようでした。

わたくしも大空町では、うれしのさんと女子3名チームで藤村さんとHTBチームと対戦しましたが、いきなり藤村さんの怒気の炸裂した言葉による威嚇を受け、そこはさすがに女子、最初は怖気ている風でしたので私がまず先陣を切りましたが、女子というものは始まってしまうとそのうち腹が座るようで、結局我々は藤村さんとHTBチームになんなく勝ち、爆笑の勝ち鬨を上げ溜飲を下げることになったのであります。
このあたり、散々我々を罵倒しておいてあっさり負けてしまうあたりが藤村さんのおもしろいところで。

ところが、この藤村とHTBチームがこのたび対外試合に挑み、世界ランク25位の北海道大学と対戦すると聞き及びますと、わたくしとしてもにわかに興味が惹かれまして、もしもこの試合の模様がHTBコンテンツ事業室が独自に立ち上げましたYouTubeチャンネル「始まらさったTV」で、中継でもするんなら、それはやっぱり気になるから見てしまうだろうなぁと思うのであります。
そこら辺の興味には、やっぱり、「ある意味、自分との闘いなんだよ」と言いながら、その実「どーしても勝ちたい」という欲の虜となり慎みなど忘れ相手チームに罵声を浴びせることも厭わないあの欲にまみれたムードのチームが、対戦相手に勝つにしても負けるにしても、どのようなメンタルをダダ漏れさせていくのだろうかというところに強く興味を惹かれるのではないかと思うのであります。
とーしたものか、とかく怒気あふれる発言で周囲を威嚇し場を荒らす、穏やかさのかけらとてない「藤村とHTBチーム」のこれからの行く末から、なぜか目が離せなくなるような予感が、早くも私にはするのであります。

そんなことなら一度はこの目で見ておくかと思われる方は、今年の「ここキャン北海道」、登別会場はまだ参加できそうなので、ぜひ貴方の裸眼で彼らの荒れっぷりをご覧になって、ついでにどのくらいの荒れっぷりか実際に対戦されてみてはいかがでしょうか。

やがてはYouTubeチャンネル「始まらさったTV」中継を始めるかもしれません。ご期待ください。わたしも今から期待しております。以上。

(2023年7月16日 嬉野雅道)

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