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 嬉野です。早いもので今日は3月29日。もう水曜日ですね。
あれま。日誌は日曜日に更新のはずが水曜日に更新だなんて。う〜む。。。。みたいなことでね、私は、さっきもまったく同じ出だしで「日誌がすっかり遅くなってしまった釈明の日誌」を書いてたんですよ。それが、まさに書き終えて、コピペしようとしたんだと思うな。もうあんまりよく覚えてないけど。そしたら、そのときね、不意に、「あ、ここ修正しよう」みたいなことをうっかり思っちゃった気がしますね。そしたらどんな拍子だったのか、私の小指がうっかり的に何かに触れてね。そしたら次の瞬間、私の書いたテキストが全部消えてしまったんですよ。画面真っ白ですよ。
なにぶん書いていたのがスマホのメモだったものだから修復もできず、ですよ。。。いやぁ〜言葉も出ませんでした。久々に途方に暮れてね。
すっかりガッカリです。

そしてなぜか真っ白になった画面にひらがなの「ら」だけが残っていたわけです。だからまぁ、私の小指が誤って「ら」のあたりに触れたんでしょうよ。でも、その辺りに触れたら消えそうなkyeもないじゃないですか。。。
まぁ、もちろんね。たいした内容じゃないといえば、きっとそうですよ。だって日誌が遅れた釈明を延々する、みたいな、私が昔から常套としてきた手法で書いた文章ですよ。
でもね、それでもあなた、私は熱心に、それこそそこに数時間を費やして書いてたんですよ。

それが消えて。。。

今、再び私は「釈明に終始した日誌が消えたその釈明」を書いている始末ですよ。これ以上のとほほは無いですよ。これは厳しすぎる。

ということでね。今日のところはもう、これで勘弁してもらって良いですか。「なんだ。日曜日更新の日誌が、月曜日にずれ込むならまだしも、水曜日までずれ込んでおいてこの体たらくか」と、勿論みなさん思われるでしょう。そりゃそうですよ。私だって思いますもん。しかしね、さすがの私も釈明に注ぐ釈明の日誌を、ここでもう一回書くのは厳しい。。。

本当にみなさんには申し訳ないけどね。まずは美味しい珈琲でも飲ませてもらってね。とにかく、ひと息つかせてもらって。あとは我が家の愛犬を撫でくりまわしてね、せめて心拍数だけでも落ち着かせて。自分を取り戻したのちに独り深く反省しようと思いますよ。
そういえば。
嬉野珈琲店がこの春お送りした、「クイオレット集落」のエチオピア・ナチュラルの豆ではない「アダメマゾリョ集落」のエチオピア・ウォッシュドの豆をご注文いただいた皆さんのところへは、もうお豆は届いた頃でしょうね。お味はいかがでしたか。気に入ってもらえましたでしょうか。このところの円安とエネルギーの世界的高騰で何もかもが高くなっておりますから、輸入に頼るしかない珈琲は、やがて、日本人には飲めないほどの高価な飲料になってしまうかもしれません。どうぞ今のうちに嬉野珈琲店の美味しい珈琲を飲んでハッピーになっていただきたい。
とくに今の私のように心が折れそうになったときに、きっとその味は、ささくれた心を優しく労わるように包んで潤わしてくれるはずです。絶対そう。
私もまた、いまやそう強く信じて。これからこのあとただちに嬉野珈琲店の「アダメマゾリョ集落」のエチオピアウォッシュドの豆を挽いてね。暑い珈琲を淹れて、飲ませてもらいますよ。

それできっと折れそうなこの心も、またハッピーに復活することでしょう。

それではみなさん。本当に中身のない日誌になってしまった本日の日誌でしたが、(クッソ〜〜〜)これに懲りることなくね。どうぞまたお越しくださいませ。
そして、私の連載が始まりました集英社さんの雑誌「kotoba」もね、ぜひお求めくださいませね。巻頭でカズオイシグロの特集をするような雑誌の目次にわたしの名前を見る、なんていう。かつてない不思議な体験ができますから、どうぞお求めくださいませ。

ということで。
もう、良いですよね。
この辺りで筆を置いても良いですよね。それではみなさん、本日も各自の持ち場で奮闘なされてくだされませ。解散。

ということで、この日誌をみなさんがここまでお読みになれたなら、私が熱心に書いたテキストが、訳もなく消えてしまうという非情の事故は、再びは起きなかったのねとご推察いただき、あれから珈琲を飲んで気を取り直し、犬と戯れる木偶の坊を思い描かれまして今日の日の一興としていただけますれば幸甚でございます。
とにかく土下座しております。
面目ない。

(2023年3月29日 嬉野雅道)

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