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【お願い】藤村Dへの「お手紙」を募集しています

みなさんこんにちは。嬉野です。

さて、コロナも3年目となりまして。世間ではイベントやコンサートなんかもぼちぼち復活して参りました。
ですが、それでも世の中は昔のようではなく、何かが一変したような感がありますね。とりわけ変わったのは、人の行動様式です。これはやっぱり変わってしまったのでしょうね。

たとえば、これまで定例だった忘年会やら新年会やらですが。あれはもう"定例"には戻らない気がします。

だから、それを思うと"定例"という勢いは凄いことだったんだなぁ、と、今さら思いますね。だって、みんなそんなに乗り気でもないのに、やらないとなんだか気持ち悪い、みたいな動機だけで、ほとんどの人がやりたいわけでもないながら、忘年会やら新年会を「今年も時期だから」という理由だけでやっていたんですからね。あれで新人の子がいきなり幹事をやらされたり、酔っ払い上司に絡まれてそれなりに酷い目に遭ったり、他の参加者も会費を払って渋々お店に集まったり、値段の割にそんなに美味しいわけでもない料理を食べることになったり。でも、そんな感じの忘年会やら新年会が"定例"という名の下に日本全国をあげて年末年始に奇妙な熱心さで続けられていたんですからね。

あぁいう感じで忘年会、新年会をやり続けていた3年前の日本には、もう戻らないでしょう。やっぱり時代は変化しちゃったんです。

で、その変化ですが。実は我が家にもありましてね。私、女房にずっと言われてたんですよ。「まさみちの部屋は臭い」って。

どう思います? みなさん。

私、面と向かって言われるたびにムッとしてたんですけど。でも、たしかに会社終わって外から家に帰って来ますとね、なるほど私の部屋から不思議な香りがするんです。ところが東京出張から10日ぶりに帰ったりすると、おやおや。香りがしない。

「なんだよ。匂いの素はやっぱりオレ自身かよ。だったらオレは居ない方が良いってことじゃないか」と、若干、ぐれそうになっていましたが、どうもその香りが、コロナになってからこっち、しなくなったんです。これも私の行動様式が変化したからと思われますね。

つまり2020年春の緊急事態宣言で私は、突然、頻繁だった出張がゼロになったわけです。会社もリモートワークになりましたから出社には及ばすということで、つまり1ヶ月以上、家でゴロゴロしてて良かったわけです。

おそらくあれが身体に良かった。お陰で慢性的だった疲れがとれちゃったんでしょうね。気づきませんでしたけど、やっぱり移動好きの私も実はヘトヘトに疲れていたんですね。

加えて外食をしない。女房が作ってくれる三度三度の食事が唯一の楽しみ。リモートワークで朝寝ができるから夜更かしをしようと思わなくなり期せずして早寝早起きの規則正しい生活が1ヶ月以上も続いた。これらのお陰で慢性的な疲労のため滞っていたであろう私の体液の循環がスムーズに流れるようになっていった。そんなふうに、私なりに推測するわけです。

だってねぇ、水も流れず停滞してると、そのうちどぶになるわけです。どぶになれば異臭を放つわけです。人間もアレと一緒かもしれないですよ。つまり私の中を流れる体液がどっかで滞ったらドブになる。私、ドブ化していたんでしょうね。そのどぶだったのが、コロナ騒動のお陰で、目詰まりが取れてまた流れ出し、知らぬ間に春の小川のようにサラサラになった。そのお陰で、私の部屋からは不思議な香りがしなくなったという。これもまた、コロナがもたらした我が家における変化でしたね。

ま、こっちの変化は、私がまたうっかりしてると、あっさり元に戻るかもしれませんが。でも最近、女房から言われることもありませんもんね。まぁ、あの人、現在長期ツーリング中で家に居ませんけどね。

さぁ、ということで本日のお話はこれで終了。本日はですね。多忙で手の回らない藤村さんを見かねて、代打で嬉野が日誌を書きましたよ。それではみなさん、未来に向かって朗らかに参りましょう〜

(2022年6月7日 嬉野雅道)

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