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藤村です。

キャラバンが終わって一週間が経ちました。

うまく言葉でまとめられないんだけど、頭に浮かんだことを徒然に書いていきます。

開場の1時間前、朝9時に会場に着くと、その1時間前から設営班が現場入りしてボランティアのみなさんとテントを建てていて、私が着くとだいたいテントは建っていて。

すると、現場班長の五十嵐隊長から「用意は出来ていますからノボリを立ててください」と言われて、数人の方々を従えて各所にノボリを立てに行くのが今や私の唯一の事前仕事みたいになっています。

昔は私が早めに現場入りして、「グッズ販売のテントが離れすぎてる」とか「アーティストのテントはステージに近い方がいい」とか「ノボリは均等に立てろ」とか、細かいことを言ってすべての配置を直前に全部変えたりしてたんですけど、そんなことはもう今年からはまったくなくなって、つまり、もはやスタッフがキャラバンの本質的な意味合いも、お客さんの気持ちも理解して、テントの位置を決めているから、私はもう口出しすることはなく、ただノボリを立てることだけが役割みたいになってきたんですよね。

ちょっと前までは、時に「我々運営側の都合」を優先して「くじ引きや公式グッズは行列ができるから、行列の導線を優先して向こうの離れた所にテントを建てる」みたいな、そんな合理的な思考で会場の配置を決めていたところがあって、それはダメだと、行列に並んでる人もステージが見えるような位置にしろと、とにかく会場の一体感をまず考えてくれと、そんなことを言っていたんですけど、もはやそんなことを言わずとも、みんなちゃんと出来るようになって。

だから今はもう私が別に指示を出さなくても、ノボリぐらい立てられるんですけど、でもその作業をやることで会場全体を見回ることが出来るし、みなさんと朝の挨拶も交わせるわけですから、やっています。

で、公式グッズのテントにノボリを立てに行くと、責任者の泉くんが、朝から元気よくボランティアのみなさんに声をかけている姿を見かけるんですね。その声の掛け方が、実に楽しそうで、実にハツラツとしていて。ボランティアのみなさんも心から楽しそうで。

受付に行けば土山さんがテキパキと指示をして、ベテランのボランティア連中がテキパキと動いていて。

縁日に行けばまたみなさん抜かりなく準備を整えていて。

そんな開場前の朝イチの風景を見て、私はもう感無量になるんですよね。

「ここはすごい場所だなぁ」と。「こんなハッピーな場所は世界中にここだけだなぁ」と。

こんな場所にいられるのは、ウチのスタッフもボランティアも、お客さんも、みんな楽しいに違いないと、朝イチで確信できてしまうんですよね。

宇和島でキャラバンがすべて終わった翌日の早朝、中川局長、吉田、大井と揃って、近くの公園でモルックをやりました。

前夜の打ち上げの最中に「明日の朝、やります?」と声をかけたら、みんな「やりましょう」と即答でした。こんなことって、ないと思うんです。大きな仕事を終えた翌日の朝に集まってモルックやるなんて、自分たちも「狂ってる」と思ってたけど、みんな「やりましょう」って迷いなく言えるのは、それが仕事ではなく、楽しいからやるという、単純なことでね。

すると、あちこちからお客さんたちもゾロゾロと早朝の公園に集まってきて。

「こんな幸せな風景ってないよな」と、思いました。

LINEグループにべべくんが26日に開かれる「フジムラロック」の会場を事前視察した動画を投稿してまして。

愛知県の山奥の作手村のカレー屋。

オレも行ったことないんだけど、なんか楽しくなりそうな予感がビンビンに漂ってきましたね。

日本中の人が知っているわけではないけど、ここにいる人たち同士で、こういう日々を、なるべく多く過ごすことができれば、オレはもう「生きてて良かった!」と心から思いますよ。

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\寄合復活!みんなで乾杯!/

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