藤村でございます
日誌ですな
讀賣テレビの西田二郎に「藤やん、モルックって知ってる?」「聞いたことはある」「来週、どっか空いてる?」
そんな簡単な電話で東京は青山の公園を指定されてノコノコと出掛けて行ったのが昨年の5月19日。
公園でいきなり棒を持たされて「投げてみて」と言われて投げたら「上手いやん!」とおだてられて調子に乗って。
そしたら「来週金沢でな、モルックの大会あんねんけど、それ藤やん出てもらうから」と言われて金沢までノコノコと出かけて行って、第一回ジャパンオープンのエキシビションマッチに出たのが5月28日。
もちろん結果は散々だったけれど、帰ったらすぐにアマゾンに発注をして
翌週、ここキャンに届いたばかりのモルック一式を持ち込んで「コレおもしろいぞ!」とみんなに広めたのが6月8日のこと。
あれから1年。
先週、愛媛今治で行われたモルックの第二回ジャパンオープンに、HTBコンテンツ事業部の中川局長、吉田、大井とチームを組んで出場。
全国から集まったおよそ280チームが8チームごとに分かれて予選グループを戦い、その上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
我がTEAM HTBは10勝4敗の好成績を収めるも、惜しくも3位で決勝トーナメント進出はならず。
結果「実力はまだまだ」ではあるけれど
思い起こせば私は、やけに充実した一年を過ごしていたのでした。
来年還暦を迎える初老に差し掛かった男が、職場の仲間たちと愛媛まで出向いて、ど緊張しながら棒を投げ、当たれば恥ずかしげもなくガッツポーズをとり、ハイタッチをし、外せばガックリと肩を落として心から反省をする。
こんなに「素直に自分を出せること」に、大げさでなく「自分は生きている」と実感してしまうのです。
愛媛今治でチームメイト3人と焼き鳥屋でビールを飲みながらモルックの投げ方、戦略の立て方、緊張のほぐし方、そんなことを真面目に議論して、宿に帰れば夜な夜なアニメの「ハイキュー!」を見て、青くさいスポ根精神を「青くさくない!」と呟き、涙腺をゆるめながら気持ちよく床に着く。
そんな日々を過ごして札幌に戻り
今日も小雨がちらつく中、近くの公園で棒を投げ、「よし!いいぞ」「やっぱダメか」「なんか掴んだぞ」と独り言を呟きながら気付けば3時間を過ごしている。
なんだかもう30年近くも前に、4人で旅に出て、帰ってきたら編集室にこもって、独り言を呟きながら何時間も編集してたころの気持ちを今、私は思い出しています。
よし、函館の世界大会までにまだまだやることはある!これは楽しいぞ!
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